「学研の中の人」、第3回目は、関東支社・柏事務局(千葉県柏市)の生越(うぶこし)みほなさんをご紹介します。ご自身も4人のお子さんのママである生越さん。かつて幼児教育の講師として経験を積み、後にシニア講師となって研修を担当していたキャリアが今の仕事につながり、持てるスキルを十分に発揮しながら、学研教室の先生を生み出すポジションの仕事を受け持っています。
社歴と日頃のお仕事の内容を教えてください
2015年8月入社です。所属は関東支社の柏事務局で、マネージャーをしております。メインの仕事は、先生方のサポートと新しい教室を作ることです。
まず、地域の児童数を把握し、それを基に応募者説明会の設定をしてチラシを作成、配布します。さらに説明会に来てくださる方々とお会いして、先生になっていただけるようにお話させていただいて、実際の契約というところまでの過程を受け持っています。そして、先生になっていただいた方々が教室を維持し、スムーズに運営していくためのサポート業務を行っています。
1日の流れは時期によって違うのですが、9時に出社し、午前中は、月に5回くらい設定している説明会を行います。午後はオフィスに戻ってきて先生方に電話を入れ、それぞれの教室の状況を確認したり、様子を尋ねたり、ご相談を受けることもあります。また、直接教室に伺うことも大切にしています。毎月行っている、先生方が参加する研修会の準備もしていきます。業務が多岐にわたっているので、いろいろなことをしています。
お仕事で楽しいこと、難しいことを教えてください
先生方とのコミュニケーションを一番大切にしています。日頃から、先生方と連絡を取り、先生方のお気持ちや会員さんのご様子を聞くことにしています。また、お誕生日には必ず電話を入れるようにしています。
毎月の研修会では、先生方のディスカッションなどに耳を傾け、直接お顔を見て多くの先生たちとお話できるのが、とても楽しいです。指導者募集の説明会に来ていただく方々とお会いできるのも楽しみです。
難しいのは、チラシ作りです。私はプロのデザイナーではありませんが、地域によって異なる反応を念頭に置きながら、しっかりと目につくようなものを作るにはどうしたらよいかを考えていかなければなりません。
先ほど、楽しいこととして先生とのコミュニケーションと申し上げました。矛盾するのですが、実はこれが難しいことのひとつでもあります。私が心がけているのは、笑顔です。教室を作ることも仕事ではあるのですが、本当に大切なのは、その後、先生を大事に考えていくということです。私が明るく笑顔で元気でいないと、先生方に元気を分けることはできませんし、先生方に元気がないと、子どもたちも元気がなくなってしまうと思っています。だから笑顔でいることを大切にしていて、電話をかける時も自分の表情をチェックすることができるよう、電話の横に小さな鏡を置いています。
やりがいを感じるのは、新しい教室がオープンしたときです。立ち上げた教室に入会者が決まったときは嬉しさがこみ上げてきます。先生たちは、子どもたちがいて初めて先生と呼ばれるわけです。そういう瞬間に一番大きな喜びを感じます。
学研教室のよいところを教えてください
無学年方式と、自学自習です。自分の力、自分のペースで伸びていくというのは、大人になってからも重要なことだと思います。自分の許容範囲であるとか、自分だけでできること、誰かに助けてもらう必要があることを見きわめる力は、どんな仕事であっても大切だと思います。勉強だけではなくて、大人になった時に必要になる力、生きる力が育つ場所が学研教室です。
会員さん、先生、そして先生候補の人たちに向けてひとこと
会員さんたちには「未来に羽ばたく力をつけてください」と伝えたいです。今やっていることは「やらされていること」ではなく、「自分のためにやっていること」だということに気づいて、楽しみながら学研教室に通ってほしいと思います。
先生方に対しては、「いつも会員さんに笑顔と元気をありがとうございます」と、本当に心から思っています。これからも一緒に楽しみましょう。
先生候補の方々へ。日本の未来のために子どもたちを育てることは、とてもやりがいのある素敵なことです。一緒に楽しみませんか?
書道が好きな生越さんは、職場に掲げるキャッチフレーズを書いたり、先生方とのお食事会でも披露したりすることもあるそうです。笑顔を大切に、先生方との関係性を大切にする姿勢がすべてにつながっているのでしょう。学研教室の現場は、生越さんのような人たちが支えています。
学研教室では随時、先生という仕事に興味のある方に向けて、説明会を行っています。こちらの
ページから検索してみてください。実際の教室の様子はこちらの
ページで見ていただけます。また、
先輩先生のインタビューも参考にしてみてください。学研教室という場で、やりがいがある素敵な仕事を、スタッフや先輩先生たちと一緒に楽しんでみませんか?
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- DATE
- 2019.07.25 11:00:44 木
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