・大人も子どももスマートフォンやタブレットが手放せない
・タブレットを有効活用する
・オンラインで学習
最近、スマートフォンやタブレットに触れる時間が長くなったという人が多いのではないでしょうか。こうした機器を通勤や通学中に使っている場合、目的地に着けばそれでいったん終了となるはずです。調べもの、SNSの利用、あるいはゲームであっても切り上げなければなりません。
しかし家にいる場合は、「キリのよいところまで」という気持ちが強くなり、その“キリ”の基準も甘くなっていきがちです。結果として、お風呂にまでスマートフォンを持ち込んでSNSをチェックしたり、寝る前までタブレットでゲームをし続けたりしてしまうこともあるでしょう。大人も子どももスマートフォンやタブレットが手放せなくなっていますね。
家庭学習時間が短くなることや眼の健康などへの不安から、子どもの長時間のスマートフォン・タブレットの使用について否定的な意見もあるかもしれません。しかし、さまざまな研究から、子どもの成長にとって良い面もあることも見逃せないのが事実です。ここでは、そういった要素について詳しく見ていきましょう。

(出典:ぱくたそ)
生活必需品プラスアルファ
スマートフォンやタブレットは、もはや生活必需品と言っても過言ではないかもしれません。2020年度資料で見てみると、普及率は世帯当たりでスマートフォンが77.6%、タブレット型端末が35.2%となっています(
参考リンク)。
スマートフォンやタブレットは、SNSや通話を含めたコミュニケーションツールという役割に加え、ゲームや音楽配信、動画視聴といったエンタテインメント要素も強い中ですが、学習機器という側面から考えてもとても優秀といえるでしょう。
大人も子どもも場所も時間も選ばずに勉強することができ、アプリケーションやサービス、そして動画の種類も豊富で、映像を見ながら料理を作ったり、ネイティブの発音を聞きながら外国語を学んだり、大学レベルの講義を聞いたりすることも可能です。たしなみ程度のものから専門的なものまで、自分だけのカリキュラムを構成することができるのです。
タブレット学習という方向性
どこへでも持ち運べる情報端末で勉強することは、リビング学習のように、意外に効率がよい方法なのかもしれません。スマートフォン・タブレット学習向けのカリキュラムも多数提供されており、今後はこうした勉強の仕方を必要に応じて取り入れることが重要になっていくでしょう。
文部科学省も独自の検証を行っており、タブレット端末を活用したほうが知識理解や意欲が深まったり、グループワークで有効に活用できる傾向が確認されています(
参考リンク)。公立小・中学校でも教育ICT環境の整備は急務となっており、1人1台の端末の導入が目指されています。また既に、学校現場では動画や音声、パソコンを利用する授業が、試行錯誤の中進められています。子どもたちの学習環境の中では、タブレット・パソコンはもはやなくてはならないも物となりつつあります。
とはいえ、過程をタブレット化することも無理があるでしょう。もちろん手書き学習、たとえば漢字の習得などはこれまで通りの方法が選ばれる場合も多いはずです。それぞれの学習環境に適した割合で、それぞれのペースで取り入れていけば、これまでの紙と鉛筆を使った学習法と、タブレット学習双方の“いいとこどり”を実現できるようになるでしょう。
いきなりタブレットで学習を始めるのではなく、ゲームから入ったとしても、慣れ親しんだ機器としてのタブレットを使うことで学習との親和性が高まるという意見もあります。さらには、タブレットならではの強みを生かした知識の蓄積・運用方法もさまざまに提案されています。

(出典:photoac)
学研教室の「英語アドバンスコース」と「ロボットプログラミングコース」
学研教室では、
「小学英語コース」と、アクティブラーニング形式のレッスンを取り入れた
「英語アドバンスコース」などでスマートフォン・タブレット、パソコン用のデジタル教材を取り入れています。また会員の方向けに、インターネットに接続されたパソコンやタブレットさえあれば「学研教室クラウドルーム」(
よくある質問)にアクセスして、さまざまな学習コンテンツの利用が可能となり、「知りたいことをピンポイントな形ですぐに知ることができる」環境が実現できます。
論理的思考力を養う
ロボットプログラミングコースでは、小学1・2年生向けの「しくみkids」と、小学3年生からの「もののしくみ研究室」のふたつの講座があり、それぞれの学年に合わせた豊富な内容が用意されています。低学年ではプログラミングカーやパズルで論理的思考力をはぐくみ、中・高学年ではプログラミングを通して身近なものの「しくみ」を学び、ブロックのロボットを組み立てて「しくみ」を再現します。
学研のプログラミング講座では、トライアル&エラーを繰り返して課題を解決する(ミッションをクリアする)という一連の過程から、未来を生き抜くための力がはぐくまれていきます。

(出典:photoac)
まとめ
新しい道具として急速に普及しつつあるスマートフォン・タブレットは、学習機器としても高い可能性を秘めているといえるでしょう。入り口はゲームでも構わないので、身近な道具として慣れていけば、学習機器としての機能を賢く活用できるようになれるはずです。
=参考リンク=
・学校におけるICT活用の必要性―文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/037/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2017/02/17/1382338_04.pdf
・初頭中等教育における学習指導でのICT活用
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/056/shiryo/attach/1244851.htm
・学研教室、ハイレベルな英語力が身に付く「英語コース」を4月から開講
https://ict-enews.net/2020/01/07gakken-5/
・学研教室 ロボットプログラミングコース 論理的思考力を養う
https://www.889100.com/nen/robopuro/
=こちらのコラムも読まれています=
・学研教室は、未来を作る仕事につながる場
- DATE
- 2020.07.16 11:00:59 木
- TAG
- タブレット学習プログラミング学研教室英語教育