・捨てるべきものは捨てる
・玄関、トイレ、水回り:運気上昇の重要ポイント
・お片付けのポイントはやっぱり「ときめき」
大掃除の季節がやってきました。今年は家にいる時間が例年より長かった人も多いでしょう。ネット通販などで買ってしまったものもたくさんありませんか? そこで、今年の大掃除は断捨離を組み合わせてはいかがでしょうか。お片付けコンサルタント近藤麻理恵さんが提唱する「ときめくお片付け」のコンセプトにも触れていきます。大変だった1年の終わり。家族全員で力を合わせて“招運断捨離大掃除”に取り組み、新しい年を迎えるにあたってよい運気を呼び込みましょう。

(出典:photoac)
まずは断捨離から
大掃除だけでも大変なのに、断捨離も行うとなると作業量が増えることが心配になる人もいるのではないでしょうか。でも、効率よく進めていく方法があります。最初に、片づけたい場所に入っているものをすべて出しましょう。しばらく履いていない靴下とか、使っていないハンカチなどが引き出しの中にありませんか? 一度全部出すことによって、捨てるものととっておくものの総量をざっと把握できます。そして、片づけた後に生まれるスペースを知ることにもつながります。
洋服などは必要・不必要の判別が比較的簡単かもしれませんが、本や書類はそうはいきません。中身を確認しなければならず、時間が取られてしまいます。また、つい読みふけってしまうということも考えられるので、順番は最後がよいかもしれません。
断捨離の基準をあえて示すなら、何であれ「一定の期間全く使っていないもの」は捨てるということです。もっと具体的にいうなら、1年間使わなかったものは捨てるという基準を設けてみてはいかがでしょうか。家族それぞれが自分の持ち物に関して断捨離を行えば、生活のさまざまな面でスリム化を実現できるはずです。要るもの・要らないものをリスト化し、家族で話し合うのもよいかもしれません。

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良い運気を呼ぶ大掃除のポイント
それぞれの断捨離が一段落したら、家族全員で大掃除に取りかかりましょう。家族で受け持ちパートを決めれば、効率よく進められるはずです。ここでは、特に運気を上げるためのポイントに触れていきます。
玄関は、どこよりも清潔に保っておくべき場所です。よい気を迎え入れるため、床のホコリや細かいゴミを取り除いてから水拭きし、ピカピカにしましょう。ドアが汚れているのもNGです。こちらもホコリをきれいに拭き取って磨きます。汚れが残りがちなドアノブもよく磨いてください。また、靴はたとえきれいに揃えて置いてあるとしても、出しっぱなしはよくありません。きちんと靴箱にしまいましょう。
気が出入りするのは、窓も同じです。窓ガラスや網戸の汚れを落とすだけではなく、窓の周囲に置いてあるものを整理しましょう。置いてあるものが多すぎると、気の流れが遮断されてしまいます。
トイレは金運と健康運につながる場所です。便器の水垢や汚れをきれいに取ることはもちろんですが、流れが悪いとか、レバーがおかしいといった故障はすぐに直しておきましょう。床や壁を拭いた後、あまり香りが強くない芳香剤を置いておくとよいでしょう。できれば、便器と床は毎日拭くのがおすすめです。
お風呂は、床や壁の表面に着いた石鹸カスや水垢を落とし、換気口に溜まったホコリを取り、排水口のフィルターも歯ブラシなどで磨いてきれいにしましょう。小さなものが散らかりがちなので、シャンプーやコンディショナーのボトルを整理し、鏡の表面のくすみも磨いて落としましょう。
金運・財運に影響を及ぼす場所とされているキッチンは、まず換気扇の周囲から始めましょう。コンロまわりに溜まった油汚れもていねいに落としていきます。冷蔵庫の中に、長い間入れっぱなしになっているものはありませんか? 要らないものは捨てて、新しいものを入れるスペースを作りましょう。シンクは排水口も含めて全体を磨いておきます。また、悪い気を家の中に出さないために、ごみ箱は蓋つきのものを使うのがよいようです。
運気を呼び込むと言っても、特に難しいことはありません。いつもこぎれいに保つようにして、ものを置きすぎないようにするのを心がけることが大切です。家族がそれぞれ少しだけ気をつければ、みんなで使うスペースを快適に保っておくことができるでしょう。

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こんまりさん流「ときめき」お片付け術
捨てるものと取っておくものの基準はどのように決めればよいのでしょうか。近藤麻理恵さんが提唱する「ときめき」というコンセプトは、世界中で支持されています。ひとつひとつの品を手に取って見つめ、それに「ときめき」を感じるかどうかがこんまり流お片付けのキーポイントです。
もう一つ大切なのは、家の中にあるすべてのものに関して定位置を決めておくことです。使った後は必ず定位置に戻すことで、家の中が散らかりにくくなり、整理整頓された状態が保たれます。片付いた部屋を脳裏に思い浮かべ、作業時間をあらかじめ決めておき、持ち物をカテゴリー別に分けていくという考え方も大切です。
また、お片付けをイベント化するという考え方は、子どもが自発的に行動する過程にもつながるのでおすすめです。そこで提案したいのが、お片付けイベントの定期化です。一緒に行うイベントという意識づけをしておけば、楽しさという要素も盛り込みやすくなるでしょう。ただ、毎週となるとルーティーンとしての義務感が勝ってしまうかもしれないので、月1回のペースで自分の部屋を片付ける日を決めておきます。最初はママが手伝って、子どもたちが自発的に行うお片付け習慣を子どもたちに意識づけていきましょう。こうした習慣がついていれば、結果的に年末の大掃除の際の作業量も減るはずです。
まとめ
「スプリング・クリーニング」と呼ばれるように、欧米で大掃除のシーズンは冬の終わりです。しかし日本では、1年の締めくくりの行事というニュアンスが強いですね。今年は特に、家族全員で断捨離や大掃除をイベントとして楽しむ姿勢で取り組んではいかがでしょうか。みんなで楽しむ気持ちが良い運気をもたらしてくれるでしょう。
=参考リンク=
・年末の大掃除と共に「断捨離」しよう! 無理なく進める4つのコツ
https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-2761/
・開運大掃除で運気UP! 念入りにキレイにしたい開運ポイントを知って運気を上げよう
https://www.andgirl.jp/fortune/14774
・年末の大掃除で幸運をゲットする方法
https://www.dinos.co.jp/knowledge_s/interior/fusui09/
・Spark joy? こんまりメソッド 部屋を片付ける8つのコツ
https://www.rarejob.com/englishlab/column/20190328/
・片付けはママがお手本! 子どもが自発的に取り組めるお片付け
https://iko-yo.net/articles/1885
- DATE
- 2020.12.10 11:00:50 木
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- 大掃除断捨離運気UP