学研の中の人第8回目は、営業本部育成課所属で中部支社の事務局を担当し、先生方の育成とサポートを行う津田のり子さんです。「研修会から笑顔になって帰られる姿を見られるとほっとします。」と話してくださいました。
日頃のお仕事を教えてください
新しく先生になっていただける方々向けの研修がメインの仕事になります。そのほか、開室のときに行う保護者の方々向けの説明会で保護者の方々やお子さんたちの対応のサポートをしたり、体験学習の指導サポートから新規入会者受け入れまでのお手伝いもしています。月1回の定例研修会では、新しい先生方だけではなく、すでにご活躍いただいている先生方に向けて、そのときどきのテーマに応じた内容の研修をさせていただくこともあります。昨日も120名規模の定例研修がありました。
ご契約いただいてから初めて出席いただく初期研修では、開室までにすべきことをすべてお伝えしています。学研教室は塾なので、子どもたちが集まらなければ何も始まりません。ですから、募集の仕方、保護者の方との接し方、体験学習時の指導の仕方や子どもたちへの対応の仕方など、何をどのようにしたらよいか、学研教室のノウハウをしっかりとお伝えし会員さんをお迎えした状態でオープンできるようサポートしていきます。
研修に来ていただいた方にすべてを提供できたかは、お帰りになられる際の表情でわかります。マネージャーの人たちが「この方なら!」と契約された先生方を、きちんと育成していくのが私たちの職責ですから、「契約して良かった」「来て良かった」と感じていただけるような研修を提供しなければと思っています。
お仕事で楽しいこと、難しいことを教えてください
新しく先生を始められる方の中には、教育関係の仕事の経験がなく不安だという方々もいらっしゃいます。でも、研修会が終わるときに「早く開室したくなりました」「具体的な進め方がわかりました」とおっしゃっていただき、笑顔で帰る姿が見られたときはほっと安心します。
会員募集や指導の方法、そして教材の使用法など、最初はまったくおわかりにならないと思います。でも研修会で、「こうすればいいんだ」というところをひとつでもつかんでいただけたな、と表情の変化でわかる瞬間があります。それを一番嬉しく感じます。あとは、教室のサポートに行ったときに、保護者の方々やお子さん方が「今日は来てよかった」と笑顔で帰っていただけるのを見るのも嬉しいです。
反面、さまざまな背景をもっていらっしゃる先生方に、学研教室が40年間大事にしてきた考え方や子どもたちの育成に関して目指す姿を共有していただき、同じ方向を見て足並みを揃えていただくようにする過程が難しいと感じることもあります。でも、研修でのコミュニケーションを通してご理解いただけるように心がけていますし、そういうひと言をいただいたときに、今日の研修でお役に立てたかなと感じています。

(デスクにて研修の準備中)
学研教室のよいところを教えてください
新しく先生になる方々すべてにメッセージとしてお伝えしていることがあります。学研教室で身につけられる力は、子どもたちの一生の財産になります。そのような素晴らしい贈り物を1人でも多くの子どもたちに届けられる学研教室を、私自身誇りに思っています。未来を担う子どもたちの成長を支えられることが学研教室のよいところです。先生方にとっても、日々子どもたちと接する中で新しい気づきや学びもあり、子どもたちが成長していく姿を見ることで大きなやりがいや達成感を得られ、はつらつとした日々をお過ごしいただけることがよいところだと思います。学研教室の先生方は、本当に若々しい方が多いです。(笑)
会員の方々へのメッセージ
「算数がよく分からない」「漢字を覚えるのが苦手」など、学習に対して不安な気持ちがある人もいるかもしれません。学研教室なら、苦手を克服することも、得意な単元をもっと得意にすることも自分のペースで進められるよう、1人ひとりに合った学習カリキュラムを組みますし、先生方が常に親身に寄り添ってくれますから安心して学研教室に来ていただきたいと思っています。
学研教室は、ただ学習をするだけの場ではありません。教材を通して行っているのは国語や算数といった教科の学習ですが、それを基に「物事を学ぶときに必要となる力」を自分自身で学んで身につけていくことができます。それが一生ものの財産となるのです。
また、その場の状況に応じて年下の子や困っている子へ優しい気持ちで接したり、敬意を持って先生に接したりすることで、10年後20年後に社会に出たときに様々な人とコミュニケーションを図るうえで役に立つ力もはぐくまれます。
先生方、先生候補の方々へのメッセージ
先日、ある先生が「保護者にどこまで寄り添えるかも子どもたちのためには大切」とおっしゃっていました。『月謝をいただいて教室に来てもらっているお子さん』ではなく、保護者にも寄り添いながら、ご家庭と一緒に子どもたちを取り巻く環境をよりよくすることも大切に考えている先生方が多く、常に子どもたちのことを真剣に想い、深い愛を注いでおられる姿はすごいなと尊敬しています。そうした先生方と一緒に仕事をさせていただけるから、日々学ぶことが多く、自分自身も成長させていただけて本当に感謝しております。その先生は、「だからこそ指導者としての信念を持たなければならないし、それを可能にする素晴らしい教材があるのだから、それに見合う指導者にならなければいけませんね」ともおっしゃいました。これはすごく心に響きました。先生方がそこまで信頼してくださっているのですから、感謝にとどまらず、教材の良さとそれを最大限に引き出す指導方法を、もっともっと追求しお伝えすることでお返ししていかなければならないと思っています。
研修で色々とお伝えするだけではなく、先生方の日々のお悩みにも寄り添っていきます。些細なことでも悩みや不安を感じながらでは楽しく教室運営をしていただけません。常に笑顔で、子どもたちのために全力を注いでいただきたい。そのために惜しまずサポートをしていきます。おこがましいかもしれませんが何かあったときに頼りになる存在でありたいと思っています。
先生候補の方々へ。私たちは、先生になろうと思ってくださる方々を同志だと思っています。だから、少しでも不安なく、学研教室を選んでよかったと感じていただけるように、ノウハウをきちんとお伝えしようと思っています。安心していただきたいです。
学研教室の先生になりませんか
津田さんが、とある子ども園での開室に立ち会ったときのこと。まだ字の読めない子どもたちが15人くらい来てくれましたが、体験学習を通して読める字がでてきたり、最初はできなかった机の上の片付けなどができるようになったお子さんがいたそうです。「みんなものすごくのびのびしていて素直なんです。できたことを褒めるとニコニコ、目をキラキラさせて次の教材にも一所懸命に取り組んでいました。」と津田さん。
津田さんはさらにこう続けました。「こうした子どもたちの姿を忘れてはいけないと思いました。一人でも多くの子どもにこういう表情になってもらえるよう、そして教材の内容を届けてもらえるよう寄り添いながら先生を育てていくのも私たちの役目です」
学研教室では、津田さんのように情熱あふれるスタッフが新しい先生やベテラン先生の差なく、悩みに寄り添い、研修会を通して役立つ情報をフィードバックしています。学習指導の経験があるという方はもちろん、これまで教えた経験がまったくないという方でも、全国ネットの学研教室が全面バックアップしていきます。
説明会は全国で開かれています。
こちらのページからお近くの会場を探してみてください。実際の教室の様子は
こちらのページでご覧いただけます。
先輩先生のインタビューも、ぜひ参考にしてください。
勉強だけではなく、10年20年という長いスパンで続いていく“学ぶ”姿勢を提供する学研教室で、ご自身の可能性を試してみませんか。
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・「子どもたちに国語の楽しさを感じてほしい!」 学研の中の人 VOL.2
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・生徒さん、先生方、保護者の方々、そして私自身もHAPPYに! 学研の中の人 VOL.4
・子どもたちの算数スイッチをONにする教材を! 学研の中の人 VOL.5
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- DATE
- 2019.12.19 11:00:10 木
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